オープンソースERPの「Nexedi」が日本法人、奥地氏が社長に
オープンソースソフトウェアのERPパッケージ「ERP5」を開発するフランスのNexedi SAは6月24日、日本法人を設立したと発表した。Nexedi SAはGNU GRUBの管理者である奥地秀則氏がCTOを務めた企業で、日本人のオープンソース開発者が多数在籍することでも知られる。奥地氏は日本法人の代表取締役社長に就任した。
オープンソースERPの仏Nexediグループが日本法人「Nexedi」を設立
ERP5は、100%オープンソースによる経営資源管理ソフトウェア。CRMやSCM等、経営管理に必要なアプリケーションの統合環境となっている。ソースコードやLive CDは無料で配布されており、誰でも自由に利用することができる。
すでに世界中の地域で、中央銀行、航空宇宙産業、アパレル産業、自動車産業、官公庁等、数多くのミッションクリティカルな経営環境におけるITソリューションとして採用され、日本でもすでに一年以上実稼動しているとのことだ。
今回の日本法人設立では、日本におけるサポート業務を強化することを主要な目的としており、今後、日本を中心として、アジアやオセアニア諸国へ、 ERP5エンタープライズ・サービスを展開し、コンサルテーション、トレーニング、サポート等の商用サービスの提供を行っていく、としている。
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